四柱推命には年月日時刻四つの柱にそれぞれに支が配置されています。
支には吉凶様々な関係があって代表的なのが「刑冲害(けいちゅうがい)」と言う三つの作用ですが、それぞれに避けては通れない悪い現象があります。
時に冲(ちゅう)というのは片方の支が片方の支を消してしまう作用があって、最悪は自分自身(日支)が年や月の支から消されてしまうと、大変な一生になってしまいます。
その他の「刑や害」も嫌な現象ですが玉に瑕程度で収まることもあります。
実は本当に怖いのは自分の空亡の支を自分の命式中に持っている人が1番厄介でもあります。
まず空亡の支の柱を意味する事柄や人物(年柱なら父親)を空亡して消してしまいますからお父さんと同居してたらお父さんの運気は頗る悪くなり下手したら早死されてしまいます。
まあ、この程度なら人生遅かれ早かれ先に親は死ぬものですからいいのですが、その柱にある通変星も空亡して消してしまうこととなります。
実はこれが厄介でして、吉星の通変星があった場合は、その星の意味となる事象が全て悪化します、もしも凶星があった場合は凶の作用を空亡で消してるので吉となる、、、と言うマイルドな解釈を【占い Kougetsu】でも初期には教えてましたが、実際はさにあらずで筆舌に表し難い性質や運勢が出てしまいます。
先日、昔の元お弟子さんにも一部だけ教えましたが、全部教えるのも気が引ける内容でしたのでその他はスルーしましたが、本当の空亡の怖さはこれだと僕は感じています。
その他にもどうしようもないのは十二運の絶です。
空亡、冲、絶というのはそれらに関した柱や通変星の意味を全て破壊してしまいますし改善方法は絶対にありません。
ただ、古来から「解冲」と言って、冲する片方の支が他の柱の支と合していたら冲の現象は消えるって言われてますが実際はそうではなく、合の良い現象も沖の悪い現象も両方出てきます。
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