昔ながらの対面鑑定では判断の前に先に鑑定料金を受け取ってから占い師はウダウダと答えを出してゆきます。
僕がメール鑑定を始めた十数年前は(今も殆どがそうでしょうけど)鑑定料金が振り込まれたのを確認後に鑑定結果を送信するというのが一般的でありこの世界の常識です。
僕はそれを別段否定するモノではありませんが、僕自身の命式の特徴から鑑みて鑑定料金の先払いは一寸抵抗がありました。大凡この占い業(九流業)は四柱推命の通変星の印綬に該当します。印綬は大変に吉星ではあるのですが吉星には必ず天敵があります、印綬の場合は正財と言う星が仇となるわけですが、正財こそまさに金銭であり鑑定料金となるのです。僕の運勢の中心星(月の柱の下の通変星)はまさにこの印綬で、幸運にも命中に正財はなく成格なのですが、先に鑑定料金を依頼者様から強要するのは印綬を破る正財を求めることになるのでは、と言う考えが引っかかってどうしても鑑定料金先払いには踏み切れませんでした。
そこで思いついたのが現在の鑑定料金の完全後払いシステムです。もう十年も前ですが、実際同業者様の先生方から偽善者呼ばわりもされましたし酷い誹謗中傷も諸先輩先達から頂戴しました。
小生自身、命式中には対人関係のトラブルの暗示もありますのでそれらは仕方がないのですが、それよりも怖いのは正財を求めての印綬格の破格になる事でした。(人は生き方によって運気も人生も違ってきます)
破格となって、自分だけが不幸になるのは構いませんが大切な家族までもが不幸になったり人生の目的を達する事が出来なくなるのが一番辛かったからです。
(余談ですが、小生の愚息もマウントをゲットできる大学にお陰様で合格できました。💮)
お商売とか事業をされてる方はお分かりでしょうが、商品を納品してから代金を頂戴するのは勇気がいる事です、商品を持ち逃げされる心配もありますしそうなったら商品も元手があって原価すら回収する事ができなくなるからです。
でも、占い業って原価が無いのです、全て頭に入ってる事を宣うだけなのですから、、、。😂
実際今までも何人かの方が鑑定料金を振り込んでくれない人もいましたが、原価のない事もあって損はしていませんし、逆に大切な鑑定料金を頂戴できる事を念頭に真剣に判断していますのでブログに暇つぶしに書いてる様な模擬鑑定の内容とは比べ物にならない気合で書いてます、それ自体が僕自身の「勉強」でもあるのですから全くの無駄では無いのです。
確かに踏み倒されたら気分も悪いしガッカリもしますが、もしかしたら鑑定そのものが気に食わなかったからかもしれませんし、鑑定料金の請求メールがメール事故で届いてなかったからかも知れないですから、、、。
こんなお気楽な仕事も原価のない九流業だからでしょうけど。
まあ、今でも同業者様からは死ぬほど嫌われていますがこのシステムは私自身変更の予定は「永遠にゼロ」です。😂
「だったら鑑定料金も最初っから無料にセーや」と言うお声も聞こえてきそうですが、私も私の家族も生身の人間でございまして、食べてゆくだけのお代も必要なのでございますので御許しを♬^^
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