四柱推命の命式では様々な吉凶作用がありますが、特に凶の作用では補助したり改善できるモノもありますが、残念ながら手の打ちようの無い作用のものがあります。
その一つにあるのが「絶」です。命式中の柱の十二運に絶があってその柱に吉星が有れば折角の幸運も目の前を通り過ぎてしまいます。
逆に絶の柱に凶星があった場合は却って幸運となるのではなく通変凶星其々に悪い現象が出てしまいます。
これは空亡も同じでもしも命式中に空亡となる支があればそれだけでも大変な事になりますし、その柱に吉通変があれば先程の絶同様に残念な事になりますし、凶星であれば誠に重大な事態にもなってしまいます。
これらの作用を防ぐ事は残念ながらあり得ません。
この様な場合はその事実を受け入れて別の世界に目を向けるべきですが、殆どの人はそれが出来ないばかりか、絶や空亡の作用で夢幻を只管に追いかけては成果を見ることもなく年月だけが過ぎ去って徒労の人生となってしまいます。
気を付けたいものです。
