親の罰は子に当るの意味は、親がおこなった罪は、その何の罪もない子供に返ってくるものだという意味。
親が不正をした後にその場はうまく逃れられたとしても、結局はその子供がその罰を受けるものである親の罰は子に当るを用いた例文
一般にはこの様に解釈されていますし間違いでは無いかとも思います。
しかし我々占い師からの視点は少し違っていて、親や祖先が悪い行いをしていたら子孫にその罰が当たるという考えですが、これには異論はありませんが肝心の罰の当たり方にあります。
単に一過性の不運ならばまだ軽いのですが、運勢的に処置の施しようの無い命式に生まれてきたり、もっと不幸なのは身体や精神に病や障害を持ってしまうケースです。
今から十年ほど前に幼稚園児の兄弟のお子さんが紫外線に当たると皮膚に異常が現れて常に体全体に薬剤を塗ったままで全身を紫外線を遮るために雨ガッパの様なものを真夏でも着たままでお外でのお遊びも出来ない子供のことを取り上げられてた番組がありました。
その子の姿を見てるだけでも心が痛み泣けてくるのを抑えられませんでしたが、番組の最後にその子の家の全貌を一蹴ですが映し出された時心臓が飛び出しそうになりました。
その家は対抗一車線程度の道の真ん中にあって元は神木のあった土地と一目でわかったからです。
そもそも太陽を受けて生きている樹木大木というだけでなく御神木だったとしたらその罰は尋常ではありません。

大阪にはこの様な御神木が街の至る所にあるのですが、道路の真ん中にある箇所も少なくはなく、街全体で大切にお祀りしています。
街を守護してくれている御神木を切るだけでも大罰が当たるものですが、その跡地に家を建てて住むなんて本当に信じられない光景でした。
あの時のドキュメンタリーのお子さんも生きていれば大きくなってると思いますが、こういう事だけは本当に止めていただきたいものです。