某女性皇族がこの度、紆余曲折の末に純愛を貫かれご結婚の運びとなりました。
世間巷では保守層からは大ブーイングな結婚相手でしたが今日の授業でお弟子さんがこのお二人の相性などを見て欲しいと言われたので少し勉強してましたが、余りにも盛り上がってお相手のKK様のお母様の生年月日をお弟子さんが調べてくれて命式を出したら、、、。

命式表
[生年月日]:1966/08/27
[性別]:女
[節入日]:1966/08/08 08:49
[命式]
日 月 年
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戊 丙 丙 :干
午 申 午 :支
己 庚 己 :蔵干
偏印 偏印 :蔵干
劫財 食神 劫財 :通変星
帝 病 帝 :十二運
54 32 42 :干支番号
扶干干支
[五行]
木: 0
火: 4
土: 1
金: 1
水: 0
[本命卦] 艮
[九星 ] 七赤金星
[宅神 ] 癸亥
[破宅神] 丁巳
[墓神 ] 癸丑
[墓石 ] 己未
[方合 ] 比肩
[会局 ] 申子辰(偏財)
[空亡 ] 子丑(財)
[神殺(時柱)]
飛刃
天徳貴人
月徳貴人
因獄
[神殺(日柱)]
羊刃
学士
天徳合
[神殺(月柱)]
福星貴人
天厨貴人
文昌貴人
暗禄
駅馬
[神殺(年柱)]
羊刃
学士
この命式を一眼見て僕は悲鳴を上げました。正に専旺格バリバリですし、食神格の大破格。
悲鳴を上げたのはプライベートで過去に同様な命式の人の嫌な思い出がフラッシュバックしたからですが、それはさておき専旺格と言うのがトンデモ命式で比劫大過よりは若干の徳はありますがその徳と言っても比劫大過よりはワガママが少し通用するという程度で何か成功するかのような人徳とかではありません。
その点では比劫大過と同レベルですのでこういう人と関われば大損するのは目に見えていて、実際に過去に資金を貸し付けた人との金銭トラブルも有名です。
この様な専旺格の人は自分が主張した事も最初は少しは後ろめたいと思っていても時間と期間が経つにつれて自分の主張が真実でありさも正義正論であると思い込んでしまう非常に厄介な性格性質を持ってるからです。
次に問題視したのは食神格の破格です。
女性にとっての食神は子供になりますので、まさに御子息様の事になりますが、その食神を倒食で倒していますから御子息が世間巷から大バッシングされるのも母たる命式の所以なのは論ずるまでもありません。
本当に怖いのは今後です。
五年後には悪くすればこの方は脳梗塞を起こして半身不随となるか死に至る暗示があります。一気に死に至ればまだ幸運ですが、この様な性質ですから業も深いので半身不随となる可能性も秘めています。
半身不随になれば誰が介護をする事になるかと言えば言うまでもなくM様です。
結論としては、僕がM様の父親なら娘を宮中の座敷牢に閉じ込めてでもこの様な結婚はさせません。
そうなるまでに娘のM様のお命が心配です。K様と夫婦関係が長く続くと言う前提ですのでレスにでもなってしまえば命は救われます。
この二人の相性では精神的には崩壊されませんので、その点では最後の救いは見込めます。
M様K様に幸あらん事をお祈りいたします。
