
朝からお節でお屠蘇をいただいてたらすかり酔っ払って昼前から寝て先ほど目が覚めました。

毎年変わり映えしない地味なお節ですが朝酒のアテには上等すぎる程です。
アテという言葉で思い出しましたが、一昨年に神宮球場にヤクルト戦を見に行った時はまだ球場内でビールも売ってたので売り子のお姉さんにビールを売ってもらって、ついでに「ネーちゃん、アテあるか?」って言うと「は?」って顔するので「アテやアテ、、、」って言ったら後ろの席の人が「関東ではアテと言わずに『おつまみ』って言わないと通じないよ」って教えて貰いました。
東京は言葉が丁寧らしく、確かに「御台場」とか「御徒町」と言って地名に御がつく地名が多いので つまみ も おつまみであって、アテではないのだそうだ。
言葉の違いは恐ろしいもので、お弟子さんでも関東の人は僕の大阪弁が怖く聞こえるらしくて、1年ほど前も古いお弟子さんから「センセイの大阪弁は怖いです」と言われて「俺の何処が怖いねん!アホな事言うな、俺はこんなにお茶目やぞ」って必死に弁護したが、どうも未だに誤解を受けてる様だ。

そう言えばフジテレビのアナウンサーの永島優美さんも家庭で大阪弁で喋るとご主人から「怖い」って言われてるとか仰っていました。
僕はこの様に元来平和主義者で温厚なお人柄ですが、関東に住んで一度だけ声を荒げた事がありました、それは千葉テレビの「浅草お茶の間寄席」と言うお笑い番組を息子と食事しながら小一時間見てたのですがその間「クスっ」とも笑わせない東京芸人の芸風に「お前ら!客を舐めてるんか!ボケっ!」と、テレビに向かって怒鳴ったら、傍の息子が「テレビに言うても相手には聞こえへんやろ」って親のワタクシに注意するので「それもそうや、やっぱりテレビにはプラスチックの窓があるから聞こえへんのやろな、、、済まんけど相手に聞こえるようにこのテレビの窓のプラスチックを取ってくれるか?」って息子にお願いしたら、親の願いを無視して息子は勉強部屋に無言で行ってしまった。

と言う事で元旦も暮れようとしています。本年も楽しい授業と鑑定を頑張りますのでよろしくお願いいたします。